女の本気は40歳から

アラフォー向け、美容と整形と挑戦のブログ

アラフォー輪郭整形手術。いよいよ当日!

9月26日


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からしたらもはやXデー。

9時45分に「ナム整形外科皮膚科」来院だったので、小さな鞄に、携帯とパスポート、Wi-Fi、財布だけを突っ込み、ゆったりしたワンピースとキャップ、スニーカーで歩いて向かう。

今回は目的が目的だけに、江南までの一本道を歩きながらやっと、「本当に韓国に来てたんだ」と実感。帽子もマスクもせず今回の渡韓中歩けるのは今でだろうと(苦笑)、ルンルン気分風(…ってなんやw)で歩いてみる。

 

「ナム整形外科」があるのは、江南駅9番出口上がってすぐ右斜め後ろ、一階にスタバの入ったビルの2,4,5階。……改めて凄い所にあるな(汗)。

約束の数分前に4階に上がると、綺麗な待合室。韓国人の方ばかりが4~5人待合に居るのが目に入る。右手には受付があり、笑顔で出迎えてくれたので名前を告げ、促された通り待合で待っていると、めっちゃ可愛いお姉さんが笑顔で近付いて来た。

それがずっと親身にLINEでの全てのやり取りをして下さってた、ナムさん専属の日本人コーディネーターの方!!!こんな若くて可愛い人やったんか(驚)!

 

今日からもっとお世話になるご挨拶と、急な予約に丁寧に対応して下さったお礼を述べ、早速、本格的なカウンセリング前に簡単に話した後、早速事前検査が始まる。

手術開始予定は午後1時なんだけど何故こんな3時間も4時間も前に来院するのかと言うと、検査当日に手術を受けるには事前検査をクリアーせねば勿論駄目な訳だが、その中でも「血液検査」が結果が出るのに最低でも三時間は掛かるとの事。

時間の都合で全て当日になった私は、日本人コーディネーターの方が完全に同伴して下さった状態で

・血液検査

・レントゲン、CT、3D-CT、術前の顔写真等の撮影系

・内科検診(徒歩数分の内科まで行って、心拍や胸部レントゲン等々。現地の内科なんてなかなか行けないから面白かった!で、最後にそこの先生が、紙にドン!と判子を押して、笑顔で「手術頑張ってね~」と送り出してくれた)

 

で戻っていよいよカウンセリング。

・先ずは室長さん(めちゃめちゃ美人でひっくり返りそうになった!!)と。

そこで初めてレントゲン、CT、写真を見ながら細かい打ち合わせを始める。 

やはり自分の顔だと、客観的に見れないからか、私が「シークレット頬骨縮小」希望である事を伝えると、室長さんが

「勿論やれば頬骨は綺麗になると思うけど、頬骨がそんなに出ている骨格という訳ではないですね。むしろ頬骨を直す事で、顎の左右非対称が強調されるかも知れないですね」と。

………………え(涙)。。。。。。

やはり素人考えとは全然違う答えが返って来て、一瞬打つ手が無いのかと心配になる。

室長さんは笑顔で「代表院長の意見もあると思いますから、院長とのカウンセリングでしっかりまた話し合いましょう!と。

 

輪郭整形を特に専門とするクァク代表院長の手術終わりを院長の部屋みたいな所で待つ。この段階的なカウンセリング、凄く助かるな。こっちにも冷静になる時間が与えられるし。日本の大手整形外科みたいに矢継ぎ早感が全然無い。

30分経った頃、手術終わりの代表院長が来て下さり、室長さん、日本人コーディネーターのお姉さん同席でカウンセリングが遂に始まる。すげーーーー緊張した。

代表院長は終始ニコニコ優しく喋るタイプの方では無く、凄く穏やかに冷静に的確に話をして下さる方だった。それは逆に(特に)輪郭整形に対する培ってきた自信の様に感じて、話していて私は凄く安心した。

私の悩みである左右非対称を解消したい事、取れるダウンタイムの限界等々を伝えた所、レントゲン等と私の顔を触診した代表院長は

「頬骨では顔の非対称が強調される可能性があります。直すべきはむしろ両エラだと私は思いますよ」と。

 

やっぱりーーーーーーーーーー(涙)!!!!!!!!!!!!!!!!

 

お金掛けて頬骨直して余計に顔が曲がって見えるなんて、何の罰ゲームだよ!絶対ゴメンだし、エラの骨切りはDT長くしんどいってあちこちで聞いたり読んだりしてたから、頭の中に1ミリもアイデアとして存在してなかったから、冷静な顔してプチパニック。

一瞬、今回は韓国旅行って事にして仕切り直すべきかな……って考えも生まれる。

 

すると代表院長が穏やかな笑顔で一言。

「でも元々頬骨を直す覚悟でいらしたんですよね?2週間後、ひと月後を考えたら経過の大変さは同じ位。大丈夫ですよ」

 

「……エラ削ります(きっぱり)!!!!!

 

私のエラも非対称なのはしってたけど、エラの角の始まり(?)とか角度も違うし、左右で筋肉の量も恐らく中の脂肪量も違いがあるとの事で、完全な非対称を直せるわけではないけれど、ある程度解消出来るだろうとの事で、それに加え、顔のくぼみの左右差等緩和の為に、こめかみ、頬、顎の一部に脂肪移植もする事にした。

 

ここだったら安心して託せると感じた自分と、代表院長、室長さん、日本人コーディネーターの天使お姉さんを信じた。この時点で既に不安は消えて楽しみに変わっていたかも(肝座った瞬間ね)。その後、室長さんと天使さん三人で手術内容、それに伴う注意事項、金額等を確認し会計、同意書へのサインを済ませる。恐らく既に正午頃だった。

・「マルチエラ縮小術

・「PRP脂肪移植

頬骨だけ押し込んで頂いて帰宅するつもりで、小さなバッグで気軽に来た筈が、

エラ骨切りになった事で

・W睡眠麻酔→全身麻酔(そりゃそうだ!)

・一泊入院(馬鹿みたいに軽装で来たぞ!充電コードすら持ってないw)

……ま、いっか(笑)。

 

そこから5階に移動し、その日私が一晩を過ごす部屋に案内され、荷物を置きナムさんに用意されてる部屋着(そのまま手術を受け、退院まで着用)に着替える。凄く凄く素敵な二人部屋。それぞれに冷蔵庫、電子キー付きロッカー、テレビは片方のベッドのみに付けられていて、案内して下さった看護師の方が、

「明日はこっちのベッドも使うけど、今夜は一人だから自由に使ってね!手術後暇だろうから、テレビの付いてるベッドが良いと思うわよ(*^-^*)」と。

 

着替えて暫くするとお迎えが来る。

洗顔、歯磨き、ガーグル液でうがいをし、もう一度術後最後の写真を撮り、手術室傍の小さなカウンセリングルームでグァク代表院長と最終確認とデザイン。顔に直接マーキングしながら話をする。10分も掛らず終わったと思う。「よろしくお願いします!」と代表院長見送り、私はそのまま手術室に移動。スタッフの皆様の手際が良すぎて……想像以上に緊張しなかった(苦笑)。常に麻酔専門医が二名常駐して、安全第一を掲げてる医院なので人生初の全身麻酔だけど、お陰で冷静でいられたのかも。

 

いよいよ手術台に乗る。

「ドラマや映画で見る光景みたい~」

そんな事思ったかも。

ちゃんと今から何をするかを説明しながら(日本人コーディネーターの方も手術台の横にしっかり付き添って下さる)身体を固定し、右手甲近くに点滴の針、手足の指にクリップ等々。そしていよいよ「では、麻酔始めますね~。大きく息を吸って下さいね~

マスクが口元に当てられて、隣で日本人コーディネーターの方が私の名前を一度呼んでくれた所迄は覚えているけど……

次、目を開けたら全て終わってた(タイムスリップした呆然感)

 

一番眠りの深い所で起こされた様なぼーっとする感じのまま、看護師さん達が支えてくれ車椅子に移動。そのままベッドに連れて行って下さり、ゆっくり寝かせてくれた。ベッドはとても温かくされていて。。。

寝ちゃあかんのです、絶対!!!!

徐々に意識がハッキリしてくる。

顔にはぐるっと分厚くバンテージが巻かれていて、口から二本の血抜きドレーン。首元に血袋がぶら下がっていて、手には点滴のチューブ。あ~無事終わったんだ!と実感したと同時に、ここから4~5時間の水も飲めぬまま、「深呼吸し続け&寝ちゃダメ地獄」が始まります。それは凄く大切な事で、身体から麻酔を抜く為。それを怠るとその後夜中にかなり体調悪くなったりするそうだ。

全身麻酔はかなり体に堪える麻酔術だそうで、かなりの人が直後から吐き気や頭痛、倦怠感に一晩苦しむそう。日本人コーディネーターの方も、

「そういう方かなり多いです。特に痩せ方の人はしんどい思いをする傾向が高いですね」

私はBMI値が18~19位をうろうろしてるので痩せてる方なのだろうが、有難い事にしんどさゼロ。頑丈な体に感謝するばかりだが、流石に麻酔チューブが通されていた喉だけは少し痛かった。朝起きて「あ、これ絶対風邪ひいたじゃん!」って時の喉の痛みとほぼ一緒。そこから20~30分(恐らく)に一回看護師さんが血圧と脈を計りに来てくれて、その度に「胸が膨らむ位、深く呼吸してくださいね~」と。

テレビを見ながら必死で眠らない様心掛けながら、呼吸を続ける。この時点では鎮痛剤のお陰もあって、痛みを感じるのは喉のみ。輪郭は痛みゼロ。鎮痛剤って凄いよね!?だって口の中切って、骨を切って削って、筋肉取ったり脂肪取ったりしてるのよ(汗)?

 

夜20時頃。

グァク代表院長と日本人コーディネーターの天使さんが次々様子を見に来てくれる。

院長は笑顔で「どう?大丈夫?左右対称に近付ける為に、左の方が多く切ったりしてるから右より腫れてるけど、心配ないからね」と。

話したくてバンテージとドレーンでふんがふんがしか話せず(苦笑)手でジェスチャー。院長先生、本当に有難うございますー!!!!!!!!

 

夜21時

お水解禁!!

看護師さんんが紙コップになみなみと二杯のお水を運んで来てゆっくり起こして下さる。手術直後はストローは顎に負担なので、直接飲めなければ注射器で飲ませて下さると。しかし無事紙コップから一気飲み(笑)。21時間ぶりの経口摂取は、人生で一番美味しいお水でした。

 

夜22時頃

初のお手洗い。一度目は看護師さんがトイレのドアの前まで付き添ってくれる。この後は自由に自分でお手洗いにも行って良いそう!そこで初めて鏡で自分の顔を見たのだけど、まだ腫れはないけど、何か悲惨を通り越して笑っちゃう。身体が本当に乾いていた様で、お水が止まらない。飲んでは一時間に一度お手洗いに行くのが続く。

心配になって看護師さんに「異常な位トイレに行きたくなるんですけど、飲み過ぎですか?」って訊いたら、「全然問題ないですよ!水分摂る方が、喉の痛みすぐ取れますから(o^―^o)」と。安心。

 

アイスパックをマメに変えて下さるし、休み易い様照明調整して下さったり、廊下でもたつてると音を聞きつけて直ぐ飛んできて下さる。本当に安心でした……。

 

深夜25時頃

ごついバンテージから、着圧バンドに変えてくれる。また新しいアイスパックを輪郭周りに巻いて下さり……。こんな手厚いケアをして頂けるなんてビックリで。

私、本当に良い医院に巡り合ったかもってしみじみしながら撮った唯一の写真が、トップ写真です。眠れぬ夜中27時の病室からの景色。

静かな江南駅交差点。とても美しかった。

 

こんな大きな整形人生初だったのですが、私は信じて勇気出して……眠ってただけで……頑張って下さったのは執刀の先生や、献身的にケアをして下さるスタッフの皆様。こんな一個人の、コンプレックスを綺麗にしようと、こんな多くの方が尽くして下さった。手術して2週間少し経ちますが、今でも感謝しかありません。

 

さ、翌昼頃には退院!

天国行き、まずは地獄のダウンタイムが始まります!!!